熟練技術のガイドバー
〒673-0435 兵庫県三木市別所町高木910
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末廣精工の製品はお客様との対話からお客様の御要望を取り入れ、末廣精工がさまざまな新しいアイデアを発想し発展させることでその製品群を創り上げてきました。
多様な社内設備、熟練の技術と経験を駆使し、他社もお手上げだった難題を解決していく、難しいから挑戦する、このことがお客様と共に新しい製品を創り上げていくうえで最も大切なことだと考えています。
ガイドバー、チェンソーアート用ガイドバー、ヘッジトリマー用バリカン刃などで、技術的にお困りのことがありましたら、ご相談ください。
末廣精工は昭和33年（1958年）よりチェーンソー ガイドバーの生産を開始した専門メーカーです。
プロ用ソリッドハードノーズバー、プロ用ソリッドスプロケットノーズバーを中心に、ラミネート（3枚合わせ）スプロケットノーズバー、チェーンソーアート用カービングバーなど各種ガイドバーを取り揃えております。
プロが求める鋭い切れ味と耐久性を実現するために末廣精工はあえて手間のかかる工程を採用しています。
鋼に魂を吹き込み鋼の持ち味を最大限に引き出すのが熱処理工程です。
通常、バリカン刃は空熱トンネル炉でいきなり800℃以上の高温に急熱され油槽にて冷却硬化されますが、末廣精工のバリカン刃の熱処理は製品を急熱せず第1予熱炉→第2予熱炉と序々加熱し塩浴槽にて加熱冷却する＊塩浴熱処理を採用。
＊塩浴熱処理は塩を融解した槽に製品を漬け込み加熱冷却するため酸化、脱炭、脱元素の心配がなく、また空気よりも熱容量、熱伝達が大きい溶解した塩に漬け込むことで製品が均一に加熱→冷却され歪が少なくかつ安定した良い焼きいれ組織が得られます。塩浴熱処理は作業者に高度な技術が要求されるため量産品には適さず熱処理専門業者で塩浴熱処理炉を保有しているところは少ない。
塩浴熱処理で持ち味を最大限引き出された鋼はコンピュータ制御された刃付け専用機で精密に刃付けされます。また、刃付けは刃の焼付けを防止するため大量の研削液をかけながらゆっくりとしたスピードでされます。
柔らかい新芽を刈り込んでも変色しにくくまた病気にかかりにくい鋭い切れ味を実現するため上下２枚のすきまが0.1ｍｍ以下になるように組み付けられています。
